多様性とはこだわりとか偏り

 

自分が知らないこと以上の発想は出来ない。常にそう思ってインプットしています。

インプットは本を読んだり、映画を観たり、様々ですが、自分の活動のうちどのジャンルのためにインプットするのか、まずは目的を意識してインプットしはじめます。

PTA会長を引き受けてから、目に留まる本もまた変わってきました。


PTA会長って伝えるチャンスいっぱい

今年度からPTA会長をしています。

会長になると、実は伝えるチャンスがたくさんあったことに気が付きました。

  • 言葉で
  • 行動で
  • 企画で

このチャンスをいかさないことないでしょ!

子どもたちに何を伝えていく必要があるのか、保護者の活動は何を軸に考えたらよいのか、今まで前年度踏襲が基本のPTA活動の中にいたでの、とても苦戦しています。

本当は会長じゃなくても、伝えるチャンスはある思うんだけど、役割と責任が気が付かせてくれることも、たくさんあるんだなと感じました。

今までは役職や肩書って、ただの役割分担の名称くらいにしか考えていなかったけど、私には「ちゃんと向き合うため」にとても良い機会になりました。


群れずに一人を恐れない

卒業式の贈る言葉で伝えたいことです。

中学生は何かと「誰かと同じ」「誰かと一緒」を好む傾向があると思っています。

  • 一人でも、安心してほしい。
  • 一人でも、自信を持ってほしい
  • 一人でいる人を、そっと見守ってほしい。

一人が好きな私は、そう思っています。

堂々と一人でいれば、自然と“ちょうどいい仲間”に恵まれます。


多様性とはこだわりとか偏り

子どもの得意や苦手、厄介な部分やユーモアを「個性」の一言でくくるのは、ちょっともったいないと思っています。

「多様性」と言うと、ちょっとキレイな言葉に聞こえるけど、それはネガティブ傾向な「こだわり」や「偏り」の集まりとイメージすると、また可能性が広がる気がしています。「マニア」もその一例かなと。


子どもたちには、「自分ってちょっと変かな」とか「友達と意見が合わないな」と思うことは、新たな可能性の第一歩だってことを伝えていきたい。

大人がちゃんと言語化してその領域を示すことで、子どもたちはジブンゴトだと気が付く。大人にはその役割があると思っています。

そんな時に目に留まった【マイノリティデザイン】

自分の気持ちを後押しするにも、知らなかったことを知るにも、気づきの多い内容で、私が行った書店ではWebデザインなど空間デザインのコーナーに置いてあったけど、ちょっと違う分野(ダイバーシティとか?)にも、平置きしてほしいなと思った本です。


日常でもこれをどう、子どもたちへアウトプットするか。

その方法を考えるのが、とても楽しみです。

行き詰ったらまた、シン・エヴァンゲリオン観に行きます。


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