入院の話し③|お母さんってどうやって入院するの?〜おじーちゃんに負担がかかっています〜

 

肺の病気で入院しています。

お母さんの入院って、本当に大変です。コロナじゃなくても、年少さんを過ぎた頃から、子どものどちらから体調を崩したときの兄弟の付き添い入院は難しくなってきて、その度に、私は付き添い、元気な方は、両親にお願いしてきました。

私は幸い、今回も近くに住む両親に協力をお願いできましたが、高齢になるにつれ、色々と難しくなってきます。これ、叶わないお母さんもいるんじゃないかと思ったくらいです。

私が打った手は3つくらい。



問題は、朝の送り出しと食事

我が家は、私がいなければ、2年生の息子の登校が一番最後です。夫が一番先に出発、次に中1の娘、最後が息子です。

朝の心配は、

  • 持ち物(特にカギ)
  • 時間

娘が中学生になってから、下校時間も遅くなり、息子の留守番の時間もどんどん長くなります。うっかりカギを忘れて出て行ったら、夜まで家に入れません。


期間中、夫の出張もあり、どうやっても子どもたちだけでは、難しく、父に見守りをお願いすることにしました。



高齢者が他人の生活をすぐに理解するって、簡単じゃないよね

自宅から車で20分のところに私の両親が住んでいます。両親は車を手放し、父は自転車、母は徒歩か公共機関が主な移動手段です。

両親に毎日、朝と夕方、様子を見にきてもらうのは大変なので、父に泊まってもらうことにしました。


父にお願いしたいことはたった2つだけ

  1. 夕飯の買い出し
  2. 朝の送り出し


夕方、息子と一緒に夕飯(好きなお弁当)をスーパーに買いに行き、朝は、朝食はパンにして、登校時間を一緒に確認して送り出すだけ。

父の任務はたったこれだけですが、高齢者が他人の生活をすぐに理解するって、簡単じゃないよね。色々なことが起こります。


我が家はマンションです。

  • コロナ以降、遊びに来ることも無くなったので、部屋番号を忘れる
  • どのドアも同じだから、自分の家か不安になる
  • 自分の荷物をどこに置いたか見失う
  • ドアの開け方に迷う
  • オートロックに慣れていないから、カギを持ち歩かない
  • 孫2人の行動を把握できない(下校時間や習い事など)
  • iPadのアラームが鳴っても、何が鳴っているのか理解できない
  • 極力、現金を預かりたくない

などなど、

父は、免許の返納を考えているくらい、いろいろ自信がなくなっている年頃です。

だから、本当に大変なんです。

子どもたちが登校してから下校までの間の過ごし方も、楽じゃありません。

ゲームやアマゾンプライムなどが中心の我が家のテレビは、電源を入れたら、まずゲームが起動してしまいます。消す時に配慮すればいいけど、子どもたちにそれができるわけもなく、私はつける度に起動するゲーム機に、毎回うんざりします。


この3日間、病院から、遠隔で、いろんなことを説明しました。

もしも、私がパソコンのインストラクターという教える仕事をしていなかったら、伝えられないことがいくつもあったんじゃないかと思うくらいです。


すぐに状況がのみ込めない父が悪いわけではないのに、「不甲斐ないなぁ」と思わせてしまっているようで、本当に申し訳なくなります。



準備したもの

  • 毎日のスケジュール表
  • アラーム(のちに、父が止められなくて困る)
  • 遠足のお弁当のおかず


スケジュール表

日にちごとに、登校時間や子どもたちの帰宅時間を書いたスケジュール表を用意しました。

  • ゴミの日や
  • そろそろ洗濯だよ

などの情報も。

玄関にも貼り紙をしました。


アラームの設定

iPadに

  • 起床時間
  • 登校時間
  • 習い事の時間

のアラームをセットしました。

子どもたちに、「おじーちゃんは止められないから、鳴ったのを確認して、自分で止めてから出発するんだよ」と念を押したものの、遠足があり、張り切った息子がフライングしてしまい、止めるのに、父と二人で悪戦苦闘しました。


遠足のおかず

危なく、1週間違えるところでした。(夫が思い出してくれた。)

先週、雨で中止になった遠足が今週に延期に。

延期が幸いして、持ち物もお弁当のおかずもリハーサルが済んでいるので、準備と買い出しはスムーズに。

夫がめっちゃ早起きして作ってくれました。

先週、私が作ったものを見ているくらい、同じ仕上がりです!


夫が料理できて本当に良かった。

お弁当が続いている子どもたちも、週末は久しぶりに夫の手作りの食事です。


夫はこれから、

  • 学校のプリントの確認、持ち物チェック
  • 体温のチェック
  • 学級写真の選定と購入
  • ゴミ出し

などなどをやるわけですが、書き出してみると、本当にたくさんあるよね。

遅い帰宅の後に、取り掛かりたいとは思えない・・・週末は洗濯も待っているね。



今日は入院4日目、点滴3日目

体調は、点滴を始めてから微熱・悪寒がなくなり、変な汗もかかなくなったのですが、点滴2日目の昨日の夕方から、特によくて、息を吸った時の痛みが和らいできて、今はあくびとくしゃみができるようになりました!

点滴が効いているようで、月曜日の検査に期待が湧きます♪


▼病気発覚から、今日までのこと

2022年|母、肺膿瘍で入院する


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