入院の話し②|肺の病気で入院しています〜肺膿瘍って何〜

 

肺の病気で入院しています。

外来で診察した胸部のCT画像はこんな感じでした。(大きさや形は適当です。)

右側の膜にくっついている菌が、今回の痛みの原因となっている、ヤツ。

胸の下にあって、息を吸うと肋骨の内側が痛いように感じるんです。



ふわふわしているヤツは痛くない

驚いたことに、痛みを感じた右側だけなく、左側にもいましたね!

右側の菌が膜についていたことによって、痛みを伴い、今回の発覚につながりました。だから、局所的に痛い。全く場所が移動しないもの、このため。

ふわふわしてるヤツは痛くないんですって。


特に、【吸うとき】に痛いんです。

なので、咳もそうですが、くしゃみは出るに至らず、出そう!となった時点で、止まります。

くしゃみって、出す前、すごく息吸ってるんですね!そして、吸い切らないと、出ないみたい。


菌の大きさは、、、画像で見た感じ「親指の爪くらい?」と言っても映すモニターサイズによっても全然、違うよね。

実際のサイズはわからないけど、肺のサイズに対して、そこそこの存在感があり、先生いわく「ここ数週間でできたサイズではない」とのこと。

そうなってくると、これで全て合点がいく!くらい、思い当たるフシはたくさんあります。



これは、膿か菌かカビか、何か…

この正体は、いくつか可能性があり、

  1. 住環境から疑われ、極端に湿気が多くカビの多いお家で暮らしていないか、
  2. 雑菌が入るような擦り傷をしていないか、
  3. 口の中が不衛生ではないか、

などの原因が考えらえるそうで、【不衛生】と言われるのは不本意ですが、私が該当するとしたら【3】の口の中の環境です。



歯茎が弱小

産後が特にですが、昔から虫歯になりやすく、奥歯のほとんどが中学生の頃に治療した銀歯です。

20代、親知らずは見事に虫歯になって、全部、抜きました。

産後、永久歯も一番奥の歯が歯茎からダメになって、抜きまして、今はその前の歯がたまにぐらつくので、自分の歯が全部なくなるんじゃないかと、かなり危機感を持っています。


今は子どもたちと小児歯科に通い、定期的に歯石を除去しています。

ここ数年、ブラッシング方法や歯ブラシの種類、歯磨き粉ジプシーを続け、歯磨き粉メーカーは、ついに「これでなくてはいけない!」と言う唯一の歯磨き粉に出会いました。


なので、私は絶対に【3】が原因だと思っています。



歯の強さは体質もある

ブラッシングだけでは取り切れない汚れがあり、歯間ブラシやフロスでのケアも大切だと言うのはよく聞く話ですが、

私の場合、虫歯の治療をしている夫との歯石の溜まり具合が全然違うんです。夫はそれほど指摘されたことはないと。


長いこと、小児歯科の先生も相談していますが、

  • 虫歯になりやすい人、なりにくい人
  • 歯茎が強い人、弱い人
  • 歯石が溜まりやすい人、溜まりにくい人

がいるんですね。


この歯の丈夫さの違いは、子どもの歯のネタでも感じます。

同じものを食べて、同じように歯磨きしているつもりでも、上の子と下の子では、虫歯になりやすさが違うとか、この子は親に似て歯が丈夫。とか…



2年前から、たまに呼吸が浅かった

確か、2年くらい前から【忘れた頃に、深く呼吸ができなくなる】ことがありました。

てっきり心臓だと思って、検査を受けたこともあります。


日々のデータをとった方がいいかなと、Apple Watchの購入を検討したこともありましたが、当時は心電図は取れず心拍数のみだったので、諦めた記憶があります。


「ここ最近の大きさではない」と言われたことが、なんか全て納得ができ、逆にスッキリする気持ちです。



今はたくさんの検査をして菌を特定しています

外来で受診した日と、入院初日、たくさんの血液を取りました。血管が細く血が取りにくい私の両腕は既に青タンがいっぱいです。

最終的に菌の検査が出るのは、来週の月曜日になるそうです。

今は、「膿」だとあたりをつけて抗生剤を点滴しています。


点滴後、症状が改善していて、

  • 熱が出なくなったこと
  • 悪寒がなくなってこと
  • 画像で見た菌のサイズにしては、菌の数値が低かったこと

などを考えると、おおよそ、今、投与されている薬は当たっているんじゃないかとのこです。


来週の月曜日に結果が出て、明日の火曜日に帰っていいですよ。と言えるかどうか(通常は、一般的には2週間から3週間かけて点滴をし、それから内服薬に切り替えるそうなので)…先生も、私も祈っています。

先生が優しくて、よかった。


慣れない環境で、子どもたちを見守ってくれている父に一番の負担がかかっています。1日でも早く、帰りたい。



40代の女性は我慢する人が多い

CTを担当してくれた看護師さんが同年代の女性で、「痛みが出てから我慢してからきてませか?」と聞かれました。

特に、同年代の女性は、限界まで我慢してからくる方が多く、とても心配していました。


いいえ、私は休日と自己分析の期間を含め3日目できましたので、最短です。

(私は痛みに強いまたは鈍感な自覚があるので、常に「この私が動けないほど痛いのはよっぽど。」と判断してすぐに行動する派です。)



私と一緒に、歯茎のもろさ談義に花が咲いた皆さま、気をつけてね!

日々の膿が少しずつ肺に溜まっているかもしれないです。


菌が膜についていないと、痛みは伴わないようですが、菌が大きくなると咳や痰が出るなどの症状があるそうです。

変だなと思ったら、受診してくださいね。



私の課題は、原因が歯茎の弱さだとして、この歯茎問題をどう解決するかですねー。


▶︎入院の話①|入院しているんです〜コロナではなく、肺膿瘍〜




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