私の確定申告が早い訳〜日頃の“区別”が功を奏しています〜
私は、7年前に開業届を出した時から、青色申告をしています。
ダメだと知りながら、一年分のレシートを溜め込み、1日のレシートと向き合う日を設け、締め切り直前に取り掛かることになってしまう、毎年の確定申告。
なんで、2日で終わるの?と聞かれるので、私のやっていることをまとめますね。
直前に取り掛かるのはおすすめではありませんが、日頃の“区別”が作業を楽にしていると思うことがありますので、参考程度に読んでください☆
電子マネーで買うものを区別する
私は
- 家計と
- 個人事業
でクレジットカードを分けて、
さらに個人事業の購入する物を電子マネーの種類で区別しています。
個人事業主のお金の管理で厄介なのは、家計のお金と事業のお金の区別ですよね。
最初は、それぞれにクレジットカードを1枚ずつ。と思っていましたが、ポイントの恩恵を受けるべく、増えていったカードをうまく使い分けることで、経費の把握と帳簿付を楽にしています。
クレジットカードの種類
◆家計の支出は
- アメックスと
- アークス系
- トドック用
の3枚、
◆事業の支出は
- イオンカードと
- Amazonカード
- 楽天カード
の3枚です。
経費として買うものの支払い方法の区別
イオンカード:基本、経費はこれ
- 仕事専用のスマホ、zoom使用料、Officeのサブスクなど、定期的な引き落とし
- リアル店舗で購入するもの(消耗品など)
Amazonカード:iDが使えます
- iDは書籍専用:Amazonカードは三井住友カードで電子マネーのiDが使えます。
PayPayは使いにくいのであまり使わない
- 外での打ち合わせなど、飲食は現金またはPayPayを使っています。
送金が気軽にでき、割り勘にも便利ですが、チャージをスマホのまとめ払いにしていていたり、パソコンから履歴の閲覧や、CSVやPDFの出力ができず、アプリからしかできないので、すごく厄介です。
前年度、それで履歴を書き出すのにとても苦労したので、2022年は利用を控え目にしました。
楽天カード
- 旅費
銀行は2つ
イオン銀行:クレジット決済と売上の振込先
最初に選んだネット銀行はイオン銀行です。クレジットカードと紐付いています。
開業と同時に開設したので、7年くらい前です。
まだ“ネット銀行”に慣れていないかったので、「実態が見える」を基準にイオン銀行を選びました。当時は窓口があった訳でもないのですが、店舗が見えるだけでなんとか安心感を覚えて決めました。
イオン系列で買い物をするときに使用すればポイントが貯まるので、食材など家の買い物で使用したくなりますが、グッと堪えて家計用はアークス系を使っています。
稀に、金額が多い時に背に腹は変えられない!と使う時もありますが、頻度は年に1回あるかないかです。記憶に残るくらいのものだと、簡単に“事業主貸”で処理することもできるし、何より、「請求額=経費」と把握することができます。
楽天銀行:旅費の決済と助成金や補助金の入金先
比較的最近、追加で開設した2つ目の口座です。
キッカケは忘れてしまったけど、コロナ禍での補助金など大きな入金、自力ではない売上の振込先の専用にしています。
残高が増えると、「自分すごいやってるじゃん!」って勘違いしてしまうので、イオン銀行の残高は自分でつくった売上だなぁ。楽天は制度などに頼った売上だなぁと感覚的にも意識できるように棲み分けをしています。
スマホ2台持ち
電子マネーの使い分けをしやすくしているのにスマホの2台持ちも一役買ってくれています。
PayPayやQUICPayに紐付けるクレジットカードを変えることができるので、後日で見た時に分かりやすく、混乱しないです。
帳簿上、家計と事業間でやり取りする“事業主貸”と“事業主借”も使用しますが、そもそもを区別すると、請求額で何用かを把握できるので、頭が整理しやすいです。
仕入れがないから、複式簿記も楽
仕事柄、仕入れがないのは在庫管理もないし帳簿管理をとても楽にしていると思います。
個人の生徒さんも多いので、“売掛金”も複雑ではないし、発生から完了までのタイムラグがあまりないのも、分かりやすい。
年末はクレジットカードを控える
タイムラグといえば、クレジットカードを使った時の“未払金”もですよね。
数年前、この未払金の確認がすごい面倒で(こちらの想像とは違うくらい後から請求が来たり)、ここ数年は年末のクレジットカード決済も控えるように意識しています。
今はオンラインでのセミナーが増え、そうはいかな時もありますが、どうしてもの時は家計ようのクレジットで決済して、事業主借で処理するかなぁとか、何かしらやりやすい方法を考えると思います。
確定申告はレシート確認から
1年分のレシートの仕分けから入るので、やる前に考えないと、本当に混乱します。
まずはレシートの
- 現金か
- 電子マネーか
- クレジットか
決済方法をチェックします。
電子マナーやクレジットを手入力してしまうと、クレジットカード明細のCSVを落とした時に重複するので、手入力するのは“現金”の買い物だけです。
クレジット決済のものは明細と付け合わせをしてデータ入力はCSVを活用します。
来年のために大切なのは、カテゴリ分け
複数のジャンルで収入を得るようになって、本当に大切だなと思うのは、どの仕事にいくら使ったのか。
これがないと、利益率がわからないので、今後の行動指針を立てられない。
どんなにズボラでも、レシート保管はカテゴリごとにファイル保管しています。
Amazonの領収書も、今は電子保管ですが帳簿付けが終わるまでは小さめサイズのA5に印刷して保管しています。
ちなみに、ポケットに紙を挟んで表はレシート、裏面は講師依頼や支払調書など収入に関する書類を保管しています。
私の管理はこんな感じ。
普段から区別することを意識することが、一番大切かなって思います。
交通費は“Suika”を導入
ちょうど今日、サピカが迷子になってスイカの話題になり、何でも乗れるしスマホで便利と聞いたので、さっそくSuikaをiPhoneのウォレットに追加してみました。
事前にSuikaを発行する必要もなく、サクッとスマホ上で完結。
チャージ代金はウォレットに登録してあるクレジットカードから支払いになります。とりあえず1000円チャージ。iDを使っていたので、Amazonカードからの引き落としになりました。
2つも要らないから自動チャージにしていたサピカ、解約しようかな。来年のことを今から…
今年は、来年に備えて、毎月管理を目指します・・・と言っても、もう4月。去年も同じことを考えたらしく、データのダウンロードや領収書貼りが4月までやっていて、中途半端で「何やってたんだろう?」って思い出す必要があり、逆にやりにくかったー。
やるなら、毎月やらないとね。
ちなみに、帳簿はExcelで管理です。今回も楽だったから、会計ソフトの導入はもう少し見送ろうと思います。
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