2024明けましておめでとうございます。報酬ありの社団法人立ち上げでやったこと
明けましておめでとうございます。
去年の秋に社団法人を設立して、今日から“給与を支給する人”になりました。
一社でも、報酬出す場合って、こんなルールがあるんだ!って立ち上げて知ったこともいくつか…
備忘録としてまとめておきます。
※一社の活動内容は、平たく言うと“子どもの居場所の設置、運営”です。
#子どもたちの日常を豊かに
定款作成までにやったこと
私は資金を提供してくれる相方と2人で団体を立ち上げました。
定款の作成は、無料で使える“freee”の会社設立サービスを使ってたたき台につくったものを、知り合いの行政書士さんに目を通してもらいました。
もちろん、行政書士さんへの相談が有料の範囲になったら、お支払するつもりで相談しましたが、簡単な内容ですみました。
登記に関しては司法書士さんを紹介してもらいましたが、こちらも「定款を自力でつくれるなら、一人でもできると思いますよ。」と言われ、公証役場の方のお力も借りて、定款を完成させ、無事に自力で登記をすることが出来ました。
これで、専門家にお願いする7~10万円の節約です!
設立日は2023/11/20
特にこだわりの日はありませんでしたが、登記の目標をつくろうと“世界こどもの日”である【11/20】を目指して、準備を進めました。
9月末くらいから本格的に取り組んで、なんとか間に合わせることが出来ました!
登記してからやっていること
登記が完了したら“法人番号通知書”というのが届きます。
これですっかり安心して、あとはのんびり…と思っていましたが、報酬を出す場合3ヵ月以内に報酬を開始しないといけないので、報酬額を決定して社会保険等の準備も必要でした。
3ヵ月と過ぎると、その年(決算まで)の報酬は経費扱いにできません。
これは、定款のたたき台を作成するのに利用した“freee”の無料サービスのその後の支援で“起業ダンドリコーディネーター”の方と無料で相談できるサービスがあり、その方に、もろもろ期日について大切なコトを教えてもらいました。
健康保険・年金関係
- 報酬の決定
- 報酬の支給を開始(3ヵ月以内)
- 年金事務所へ書類を提出(窓口で書き方を聞いて郵送)
- 銀行へ保険料の自動引き落とし手続き(法人として)
会社としては3ヵ月以内ですが、前職場からの切り替えは【5日以内】。相方の切り替えが必要なので全然ゆっくりしていられなかった。
※私は、国保なので、新しい保険証が届いたら、手続きをして支払い済みの保険料が持ってくる流れになります。
12/28、年内最後の銀行の営業日に手続きをして発送しました。
開業届を出す
これもあまり考えていなかった。
- 区の税務署
- 市と道
へ開業、設立設置に関する書類と、必要に応じて青色申告の書類の提出が必要です。
※個人事業主は区の税務署のみ。
今、ここやっています。郵送ではなく年始に提出しに行く予定。
総会の議事録作成
報酬を決めると言うことは、理事2人で形式的とは言え、議事録が必要。
- 報酬額の決定
- 基金の設立
など、決定事項に合わせて議事録を作成しました。
銀行口座の開設
謄本が出来たら、開設することができます。
窓口判断ではなく、事務局センターでの判断になるので、開設の確約はできませんので。と何度も念を押され…(開設できたら、1週間前後で自宅に通帳が送られてきます。)
無事に開設することができました。
※銀行でも、結構活動内容や経緯、資金繰りなどについてヒアリングがありました。
基金の設立
相方がたくさんの資金を出資してくれるので、その点も踏まえて、どの法人形態で活動するか、時間をかけて検討しましました。
資金を持ち寄っての活動は“協同組合”(コープの形態)が、設立のし易さ的にも適していましたが、持ち寄る資金に差があり過ぎると成立しないと分かり、除外。
NPOよりではありますが、“唯一、基金の設置が可能”な一般社団がベストとなりました。
※基金を設置して資金を入れてもらえば、余剰金が出た際に返金することが出来ます。
※定款に基金の設定について含めておく必要があります。
こちらも形式上ですが、理事の合意で1口の金額や総額を決定して運転資金となる基金募集の書類を作成します。
任意団体じゃない理由
活動内容的には、任意団体としてスタートして実績をつくってから法人の設立をしたり、助成金の獲得に向けて動いたりすることもでいましたが、
相方からの資金提供をしてもらう上で、さすがに個人事業主や任意団体としてスタートするのは、信頼関係を築いたり物事を決めていく基準がないので、はじめから、何かしらの法人としてのスタート提案しか考えていなかったです。
適した法人を検討しながら、相方と団体名を考えました。
法人の設立は身を引き締めるものじゃないけど(こんなんで引き締め材料にしてはいけないと思う)、こうして書類をつくりながら何度も“代表理事”として自分の名前を書いてやっと、ひしひしとプレッシャーと恐怖を感じ、これからやろうとすることをだんだんと実感するんですね。
2024年は早起きとルーティーン確立の年に
これまで、好きなことだけど選んで自由に働ける個人事業主として8年も仕事をしてきたので、本当に自分に甘いなと思うことが多々。
仕事だけでなく、人間関係も、好きな人だけに囲まれてきたし、自分の実力以上に頑張れるのは、その環境だから(それが個人事業主の特権とも思っている)。
ただ、去年はPTAなどのボランティア活動に振り切り、そのご縁で資金を得て新たなステージで活動を始めることが出来ました。
これからは、今まで以上にやりたくないこともやらなければいけない機会が増えると思っています。
まずは、自分自身の強化が必要だと思うので、今年一年かけて、早起きとルーティーン確立を定着させます。(これまで、何度も挫折し、出来ないことがわかっていえるので、しっかり時間もかけてやる!)
- 子どもたちより1時間半早く起きる
- コップ一杯の水で体を起こす
- 60分、机に向かい
- 20分のヨガをする
書き出すとたったこれだけなのに、簡単じゃないんです。
自分では制御できない相手(子どもら)がいるので、簡単にリズムが崩れるし、自分のせいじゃないと言い分けもできちゃう。。。
去年の暮れから、週1の朝ブレストをはじめ、それが今回の目標達成への原動力になっています。
構ってもらえるありがたさ。たくさんの方に支えられて今年のスタートを切れることに、感謝です。
やりたいと思ったことが、やりたいタイミングできる、行動力と推進力のある1年にしていきましょう!
今年もよろしくお願いいたします。
2024/1/1
一般社団法人 ちかくのおとな
代表理事 竹村真奈美
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