豆合戦2020|魔を滅するから豆を投げる
【玄関に貼られた手紙】おにさんへ。おうちへはいるときは、ピンポンをならしてください。わたしたちの家の約束です。(ルールみたいな。)
そんなルールはありませんが、鬼は鳴らしてくれました。
鬼屋って何?
毎年、「なまはげ」と勘違いした「悪い子はいないかー」「泣く子はいないかー」とリアルなお面をした鬼(夫)が襲ってくるので、我が家の節分は戦場。豆が空になると、持っていた籠で攻撃され、痛い思いをして鬼は退散していきます。
その〝やりすぎ〟がたたって、鬼が父だとバレた今年、逆に負かしてやる!と意気込む子どもたち。
「ぬるくなったな」と納得のいかない母(私)は「鬼を発注できる鬼屋って知ってる?」「とーちゃんが発注したかもね。」と脅し、ちょうどよく緊張している子どもたち。
※「鬼屋」はちょっとふざけた大人の冗談です…
鬼は丁寧に追い返す
鬼が来るまでも、私の楽しめる時間。
「鬼屋」を検索しても、真相がわからず、ますます緊張が高まる2人。〝お面の人〟ではなく〝本当の鬼〟が来るのかもしれない。(この妄想段階でハプニングがあり、まず泣く。)
「鬼滅の刃」とか「約束のネバーランド」とか見ている子どもたちの鬼の定義は「人を襲い、食べる」
- 弱点は目だ!
- 抱っこされたら、奇声で鼓膜をつぶせ!
- 緊急事態のために、豆にの中には固いオモチャだ!
と、5年生と年長の作戦会議がヤバめ。
それはまずい。夫がピンチ。
一応、夫に「鬼は殺さず、丁寧に追い返すように指示してあるけど、こちらも戦闘モードなので、気を付けて。」と連絡したら、「なんで俺だってわかってるのに、そんな感じなの?」って。
そらそーだ。私があおったので。ごめんね。
結果、「鬼は外」も「福は内」も聞こえない、例年通りの戦いになりました…
魔を滅するから豆を投げる
去年より成長した子どもたちは、泣くわけでもなく、怖さ隠して降参もせず、必死に豆を投げるイベント。
これ、なんなん?って言う感じの、壮絶なバトルになった我が家の鬼退治。
夫はふざけ過ぎて〝青鬼オンライン〟のお面を作って「ヒッヒッヒッ」って言いながら、追いかけてるし。(鬼が電気を消して入ってくるのが通例。闇の中のお面が奇妙だわ!)
豆まきって、本来はそんなんじゃないよね。私が小さい頃は鬼も来なかったよ。各部屋に豆を巻いて、福を願って、豆を拾っておしまいでした。
来年はどうすればいいんだろう。本来の形に戻るといいかな?
恵方巻を無言で食べて願い事を言うなんて、変な風習が出来て、子どもちが「ちゃんと叶うから、やって」と言うので「二人がゲームと同じくらい、勉強に頑張りますように」って願ったよ。
さて、明日から効果発揮するかな?
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